小学生の頃、
反戦映画「禁じられた遊び」を、
担任に見る様に言われた。
家にはテレビが無かったので、
友人の家に行き、
友人の父親に頼んだ。
子供が見るモノではないと、
どんなに頼んでも、
見せて貰えなかった。
先生が、
そんな事を言う訳が無いと、
嘘つき呼ばわりされた。
友人の母親には、
白い目で見られた...。
乾いた犬のフンを、
綺麗な包装紙に包み、
道路に置いて、
物陰から見ていた。
当時、ボロ買いと呼んでいた、
リヤカーを引いた、
廃品回収業の爺さんが、
不思議そうに拾い、
懐に入れ立ち去った。
ごめんなさい、ごめんなさい、
ごめんなさい、もうしません。