相手が論点を、
ずらしたと怒る人は、
自分の見ている姿が、
象の全てだと、
信じているだけだと思う。
相手は、
象のお尻側に立ったり、
前に回ったりして、
話しているのか知れない。
自分は動こうともせず、
相手の意図を知ろうともしないで
「論破した」とか言い放つ。
まさに「群盲象を撫でる」
状態で恥ずかしい。
娘と議論すると、
黙って聞き続けた後「あ~そうい
う事ね、だったら...」と
返って来ていた。
僕が、
見方を変えても、
「それも分かる」と
切り換えて来た。
僕は、
この議論が出来そうにない相手には、
「そうだね」とだけ言って、
話を終わらせる。
以前は、
相手が間違った理解のまま、
終わらせて良いのかという、
不安が有った。
でも、そう云う相手は、
議論した事さえ覚えていないので、
実害がない事を知った。