新聞の4コマ漫画を見て、
作者は一日も休まず、
毎日大変だろうと、
思い込んでいた。
自分が駄文を書き始めて、
多いときは6片位書いた。
4コマ漫画の作者にも、
書き溜めと云う手が有る事に、
気が付いた。
かみさんは、
僕の細い目にはゴミが入らないと、
思い込んでいる。
指で自分の目を、
左右に引っ張って見せ、
上や下も見えないハズだと断言する。
バイオリンの講師は、
バイオリンの根柱は、
太い木材から細くなるまで削り出すので、
高いのだという、
工房の高額修理代を疑っていなかった。
バイオリンの弓が、
押しても弾いても音が出せるのは、
馬の尻尾には、
根元と毛先に向かうキューティクルが、
交互に並んでいるからだと、
思い込まされていた。
地道に頑張れば、
報われると信じているのは、
悲しい思い込みかも知れない。