猫や犬達は、
僕を対等か、
それ以下の生き物だと、
見下している。
前に飼っていた猫は、
昼寝している僕の背中に、
オシッコをかけたし、
街中で会う犬どもは、
僕と目が合うと、
玩具を見つけた時の様に、
僕の方へ駆け出そうとする。
動物に見下されたり、
利用されても、
嬉しくさえ思えるが、
相手が人間となると難しい。
頼られるのは誇りに思えるが、
利用されたと思うと、
耐え難い怒りが湧いてくる。
あの爺さん(神様)は、
都合の良い時だけ、
利用しようとする人間に、
腹が立たないのだろうか?
爺さんから見たら、
人間も、
ただのペットなのかも知れない。