運を味方にする事は難しいが、
運に見放されない方法は、
有ると教えてきた。
靴の踵を踏み潰さない、
眉間に皺を寄せない、
人を攻撃しない等々...。
手でピストルの形を作り、
「あんたが」と、
人差し指を相手に向けた時、
中指、薬指そして小指が、
自分を狙っている。
三本の指の恐怖は、
色々な誘惑に勝る。
それでも、
ムキになった時の、
僕の口撃は容赦ない。
とことん相手を論破し、
再起不能に追いやる。
後には、後悔だけが残る。
そして、あの爺さん(神様)の、
罰を恐れる日々が続く。
爺さんの罰が、
自分に下されるのなら、
自業自得と諦められるが、
自分の大切な人達に、
下された時の事を考えると、
胸が締め付けられる。