自分の短所を認め、
改める事は難しい。
僕は、
電子回路の基板に例え、
どの部品が壊れている
か分かれば、
後は部品を交換するだけだと、
教えて来た。
一番それが出来ないのは、
僕自身だが、
「誰かのために」を背負えば、
気持ちを切り換え易くなる。
背負った人の数だけ、強くなれる。
自分だけのためであれば、
「面倒くさい」で終わってしまう事も、
背負った人の笑顔を見るためなら、
自分を変える努力もできる。
こう書くと、
綺麗事に聞こえるかもしれないが、
子供を育てる母親も、
ペットを育てる飼い主も、
同じ事をしていると思う。
家康の、
「人の一生は重荷を背負うて遠き道を...」
の、重荷の意味も違って聞こえる。