1万人リストラなどの、
ニュースを見るたびに、
リストラされた人達は、
どこへ行くのだろうと気になる。
災害で被災した人達には、
仮設住宅などが、
提供されるが、
リストラ被害者の救済は、
聞いた事がない。
戦乱や戦争の時代、
家や田畑を焼かれても、
人々は逞しく生きて来た。
そこには、
弱い者同士が支え合う、
文化が有ったと思う。
今の日本には、
支えられる事さえ、
拒む価値観が、
根付いてしまった。
支えられる事を、
拒み尊厳を保つか、
一時的に支えて貰い、
再起を図るかの、
選択が難しいのは、
再起の道筋が、
見えないからだと思う。
1万人リストラされたなら、
1万個のチャンスがなければ、
全ての人の再起は難しい。
ピンチをチャンスに変えろと言うが、
ピンチの数に対して、
チャンスの数が桁違いに少ない。
残された道は、
ピンチをピンチと思わない、
生き方だけだと思う。
一休さんの
「心配するな、なんとかなる」
を心の支えに生きてみよう。