右脳タイプの僕は、
とにかく活字が読めない。
完全に読破できた小説は、
星新一の単行本が数冊位だ。
テレビもほとんど見ないので、
僕の知識が、
どこから来たのか、
自分でも不思議になる。
記憶力が良いかと云うと、
人の名前、地名などは、
絶望的に覚えられない。
結果的に、
世間の常識や情報に惑わされない、
独自の世界で生きている。
美味しいモノは、
ほとんどが体に毒だ。
知能や知識そして文明は、
人生を破壊する、
猛毒なのかもしれない。
脳味噌が、
胡桃ほどしかないダチョウが、
かみさんの理想となった。
愛くるしい大きな目と、
何処までも走り続けられる、
強靭な足さえあれば、
生きて行けるらしい。
トイレの電気を消し忘れても
「私はダチョウだから」
と開き直る...。